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病院概要

病院長あいさつ

京都大学医学部附属病院 病院長 稲垣 暢也

 京都大学医学部附属病院は、1899年(明治32年)に設立されて以降、多くの人材を輩出し、わが国の医学・医療の発展に貢献してまいりました。
 現在も京大病院は、社会の期待に応えるべく、「診療、研究、教育」に関する3つの理念の実現を目指しています。
 なかでも診療において患者さん目線に立った安全で質の高い医療を提供することは、京大病院にとって最も重要な使命であると考えています。京大病院ではがんセンターを充実させ、最近では次世代型ハイブリッド手術室を稼働させるなど高度医療の推進に努めています。同時に、引き続き、風通しの良い環境作りに努め、安全な医療を提供するために全力を尽くしてまいります。
 質の高い医療を提供するために、これまでに治すことができなかった病気を治すための新しい医療を研究・開発することも重要な使命です。京大病院はわが国の臨床研究中核病院として、iPS細胞研究所などのさまざまな研究科や研究所との連携を押し進め、常に新しい医療に取り組んでいます。今後はiPS等臨床試験センター(仮称)を設置し、京大病院発の新しい医療が数多く発信できるよう努力してまいります。
 そして3つ目の使命は、わが国の医療に貢献できる人間性豊かな医療人の教育・育成です。京大病院は1,121の病床を有し、外来患者数も1日平均2,900人にのぼり、約3,000人の職員が働いています。高度で患者さん目線に立った安全な医療を提供し、新しい医療を開発するためには、医師、看護師、薬剤師、栄養士、検査技師、理学療法士、事務部門などの多くの職種が互いに連携しあって初めて可能になります。そのためには、専門家としての高度の技量を有し、チームで医療ができる、そして世界で活躍できるような広い視野を持った優れた医療人を育成することが重要です。 また、若手や女性をはじめ医療人が生き甲斐をもって働けるような環境作りも大切であると考えています。
 京大病院の病棟として、平成22年に任天堂相談役の故山内溥様のご寄付により8階建ての積貞棟が新しく建設されましたが、平成27年12月にはその南側に同じく8階建ての生活習慣病を中心とした新しい病棟が開院しました。さらに、平成31年には積貞棟の北側に急性期病棟を中心とした8階建ての新しい病棟が竣工する予定です。その後の北病棟の改修など、これから数年間の間に京大病院の病棟は大きく変貌し、患者さんがより高度な治療を快適に受けることできる環境が整備されるものと期待しています。

 平成27年に竣工した新病棟にはヘリポートも設置しています。京大病院は、今後も高度な機能を有する病院として、また広域かつ地域に開かれた病院として使命を果たし、社会の期待にこたえていくよう尽力してまいる所存です。
 今後一層のご支援・ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。

平成28年4月1日
京都大学医学部附属病院 病院長 稲垣 暢也

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京都大学医学部附属病院 〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54 TEL.075-751-3111(代表)
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